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景気動向指数

統計の目的

景気動向指数は生産・雇用など様々な経済活動での重要かつ景気に敏感な指標の動きを統合することにより、景気の現状把握及び将来予測に資するために作成された統合的な景気指標です。
CI(コンポジット・インデックス)は景気に敏感な指標の量的な動きを合成した指標で、主として景気変動の大きさやテンポ(量感)を測定することを目的としています。
DI(ディフュージョン・インデックス)は景気に敏感な諸指標を選定し、そのうち上昇(拡張)を示している指標の割合を示すもので、主として景気転換点(景気の山・谷)の判定に用いられます。

利用方法

CI

景気に対し先行して動く先行指数です。 ほぼ一致して動く一致指数、遅れて動く遅行指数の3本の指数があります。
・ 一致指数・・・景気の現状把握に利用されます。
・ 先行指数・・・一般的に、一致指数に数ヶ月先行することから、景気の動きを予知する目的で利用されます。
・ 遅行指数・・・一般的に、一致指数に数ヶ月から半年程度遅行することから景気の転換点や局面の確認に利用されます。

一般に、一致指数が上昇している時が景気の拡張局面、低下している時が後退局面であり、一致指数の変化の大きさが景気の拡張または後退のテンポを表しています。 ただし、景気が拡張局面にあるのか、後退局面にあるのか、また景気の転換点がどこかについては、後述のDIと合わせて判断するのが望ましいといえるでしょう。 また、CIは、景気に敏感に反応するという観点から選ばれた指標の変化量を合成したものであり、経済活動を網羅的に把握したものでないことに留意する必要があります。 なお、現行各指数の採用系列はDIと共通であり、先行指数12、一致指数11、遅行指数6の29系列です。 採用系列は概ね景気が一循環するごとに見直しを行っており、現行29系列は、第13循環の景気基準日付設定時(平成16年11月)に、景気循環を的確に捉える観点からDIの構成系列として最適な指標が選定されています。

CIが上昇又は下降していても、その期間が極めて短い場合は、景気拡張又は後退と考えることは適当ではありません。 また、景気が拡張から後退、またはその逆方向に動いたと判断するためには、CIが一定の大きさで変動することが条件とります。
ただし、上記のとおり景気局面の判定は、最終的にDIによって行われます。

月々のCIの動きについては、極端な外れ値の影響は除かれているものの不規則な動きも含まれていることから、移動平均値をとることにより、月々の動きをならしてみることが望ましいといえるでしょう。 CIの基調は、足下の変化をつかみやすい3ヶ月後方移動平均と、変化が定着しつつあることを確認する7ヶ月後方移動平均を加味し、総合的に判断されます。

DIとの違い

DIは景気の局面の判定に用いる指数です。 DIは採用系列のうち、改善している指標の割合のことで、これが50%を上回れば景気が拡張局面、下回れば景気は後退局面にあると判定されます。
これに対し、CIは景気の強弱を定量的に計測しようとするものです。 このためCIは、景気の山の高さや谷の深さ、拡張や後退の勢いといった景気の「量感」を示す指数と言われています。 CIの変化率は採用系列の変化率を合成したものであり、各採用系列間での変化のばらつきを示すものではないため、景気変動の経済各部門での相違を把握するには、CIの変化率に対する各採用系列の寄与度やDIをあわせて利用するのが望ましでしょう。

DI

DIにも、景気に対し先行して動く先行指数、ほぼ一致して動く一致指数、遅れて動く遅行指数の3本の指数があります。
先行指数・・・一般的に、一致指数に数ヶ月先行することから、景気の動きを予知するのに利用されます。
遅行指数・・・一般的に、一致指数に数ヶ月から半年程度遅行することから景気の転換点や局面の確認に利用されます。

DIは、景気の各経済部門への波及の度合いを表すものです。
景気がいいか悪いかは一応50%ラインが目安だが、近年、部門間のばらつきも目立ってきているので、景気局面を判断するに当たっては、大半の部門に景気変動が波及している(したがってDIが100%あるいは0%に近い)ことを確認することが必要です。
なお、DIは変化率を合成したものではないので、DIの水準自体の変化は景気変動の大きさないし振幅とは直接的には無関係です。

景気動向指数のダウンロード

内閣府
http://www.esri.cao.go.jp/
景気動向指数
http://www.esri.cao.go.jp/jp/stat/di/di.html

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